2018年8月11日
この日も素晴らしいほどの晴天だった。
堺市にある金岡公園体育館。
かなり大きな大会も行われるこの会場で、『ヴァンキーカップ 大阪大会』は開催された。
参加チームはMAXの16チームが参加。
大阪大会は一番長く開催していることもあって、かなりたくさんのバスケマンにご協力をいただいています。
中でも今回は、MBSの『ちちんぷいぷい』の企画で結成された、、、
『ぷいぷいバスケ部』のチームも参加表明をしてくれた!
この日は選手全員が女子ということで、得点加算率が驚異的なチームだった。
そして、このチームもかなり印象的だった。
チームメンバーの年齢を足すと、軽く300歳を越えるという長老チーム!
どう考えても体力的にもかなり厳しいことになるが、その中でも楽しんでいただければ嬉しい。
そして、医療班はずっと変わらずお願いして、協力してくれている『近畿医療専門学校』のみなさん。
本当にその迅速な対応は素晴らしく、選手のみなさまからも高評価をもらっています。
いつもありがとうございます。
そして、レフリーのボスは、みんな大好き「今西さん」です。
もう今西さんはヴァンキーカップでは名物キャラになっています。
体全部でジャッジしてくれるその姿に会場からは賞賛の声です。
もちろん、ジャッジするということは、相手からしたら「なんでやねん!」って思われることもあると思いますが、今西さんのジャッジには迷いがありません。
どんなことをも受け止め、全身全霊で打ち込む姿をぜひ見てもらいたい!
さて、ヴァンキーカップスタート!
多くを語らずとも、その楽しさは伝わったと思います。
実際、大会側として何かやってることってないんですよね。
参加してくれるみなさんが大会の意図を汲み取ってくれてるおかげだと思っています。
僕たちはあくまで外側を作ってるだけですからね。
ただしアトラクションは違いますけどね。
今回のアトラクションはかなり盛り上がったな。
知らない人がチームになって、本気で玉入れをやりました。
こんな大会ある?
ただの玉入れちゃいますよ?
競技用の玉入れを本気の大人がやるんです。
盛り上がらないわけがない!
本当に知らない人、違うチームの人だったはずが、気がつけば、みんな一緒に喜んでいました。
なんなら全然、関係ないチームを応援するというシステムを組み込み、とにかく最後まで楽しめるルールを設定しました。
飛び上がって喜んでる人もいて、見てるこっちも楽しかったし、本気の玉入れもやってみるもんだなと思った瞬間でした。
基本、バスケットに玉を入れるのみんな好きみたい♪
さて、トーナメントは上へ上へ進んでいきます。
もちろん、それに伴って少しずつレベルは上がっていきます。
当然のことです。
初心者の大会といえど、勝ちにはこだわりますからね。
そうなってくると実力の差がでてきます。
しかしながら、これだけはわかっていてほしい。
初心者の大会ではありますが、あくまでそれは初心者も参加できる大会です。
初心者がバスケとして優遇されまくる大会ではないということ!
僕的には、初心者の自分も思うんですが、まずコートに立って試合に出れること自体がありえないことなんです。
しかし、このヴァンキーカップではとりあえず、コートに立つことはできる!
逆にいうと、コートに初心者が立たないといけない大会です。
これだけでもかなりの経験値になると思います。
もちろん初心者ってだけで囲まれるし、思うようにプレーできないと思います。
そりゃ〜そうでしょ?相手も勝ちたいんだから。
せっかくコートに立てたんだから、来年はもっと活躍できるように日頃の練習を楽しんでもらいたいし、目標にしてもらいたいと思っているんです。
だから、初心者を優遇しまくる大会ではないということです。
ここだけは勘違いしないでほしいというところ。
初心者ほど勘違いしてる部分があると思っていて、シュートを決めるだけが役割じゃないですよね?
パスはもちろんのこと、走り回ってマークを引きつけることも役割。
なんだったらベンチや選手を盛り上げるのも大切な役割です。
それらを忘れないでほしい!
初心者でシュートが決められないなら、あなたにできることを考えてほしい。
もしチームに監督がいるなら、ちゃんと指示を出してあげてほしい。
適材適所でできることを優先的に作戦として組み込むことも、このヴァンキーカップの醍醐味と感じてもらいたい。
そういう意味で初心者のみなさん、自分でしっかり自分の活躍できる方法を考えることもこの大会に参加する意味だと思っています。
続けていたらいつかはきっとうまくなるんです。
ただ続けたいと思う気持ちを持ち続けることは、それ以上に大変なことだと思います。
だからこそ、その部分をこのヴァンキーカップで探してほしいと思っています。
僕自身は、このヴァンキーカップを開催した第1回から参加してくれてる、この11番の彼から教わったこと、支えてもらったことはたくさんあります。
本当に初心者だった彼は、もう何年も自分のできることをやり続けた。
何度も何度も失敗して、膝から崩れ落ちて悔しんだ。
だからこそ、こんなに仲間ができて、バスケが続けられたんだと思う。
彼には本当に感謝の言葉しかない。
こうやって主催で運営しているといろんなことがある。
だけど、負けずにやってこられたのは、本当にみなさんのおかげ。
そして、僕はこういう想いを変えようと思ったこともなければ、変えるつもりもない。
初心者が参加できる大会!
すなわち、初心者のバスケマンが目標とできる、または、目標をみつけられるような大会にしたいと思っています。
手作りの花道からの選手コールも僕にとっては大切なコンテンツです。
いつもご協力ありがとうございます。
以下、大会結果です。
最後は恒例の抽選会!
ヴァンキーカップは優勝してもそんなにいいことないんですよね。
結局、何ももらえないかもしれないし。
ただし、今回から導入した、ガチャシステムで確率を上げることはできる。
いわゆる大人の力ってやつです。
作戦成功してましたけど♪
やっぱり確率って裏切らないですね。
観戦に来た人も賞品がもらえます。
なんて大会だ。
とにかくバスケだけじゃなく、いろんなエンタメを詰め込んだのがこのヴァンキーカップです。
大阪大会はその趣旨をしっかりと理解してくれている人が参加してくれてることもあってその盛り上がりはトップクラスです。
ぜひ、2019年、参加してみたいと思うチームがあったら一度飛び込んでみてください。
大阪大会参加してくれたチームのみなさま、本当にありがとうございました。
これからもどうぞ、よろしくお願いします。