やっと開催できました。
3年ぶりです。
何度も何度も挑戦しようとしましたが、コロナで中止。
コロナ・コロナ・コロナで中止を繰り返して、やっとバスケできました。
はっきり言って本当に嬉しかった。
結論から言うと、全試合行程は実施できなかったんですが、それでも次回へ繋ぐ大会になった。
その一番の障壁となったのが、今回はコロナではなく、台風14号(ナンマドル)でした。
これまでにないほどの勢力の強い台風が上陸する。
JRも運休停止を発表し、百貨店も営業時間を変更して臨時閉店。
まさに厳戒態勢!
体育館からも連絡がありました。
「明日は、開催されますか?開催したとしても、暴風警報が出た時点で中止になります。どうしますか?」
もうほんまにどうしたらいいのかわかりませんでした。
やっとコロナをなんとか乗り切ったと思った瞬間の出来事。
チームのリーダーの方々と何度もディスカッションを重ねた結果、開催しよう!ということになりました。
もちろん、安全第一なので、不参加のチームもありましたが、それはもう正しい判断ですから。
とはいえ、たくさんのチームが参加してくれました。
条件は、暴風警報が出た時点で中止!
これをみなさんにちゃんとお話した上で、開催することになりました。
準備や転換などたくさんご協力いただきました。
モップがけや足拭き雑巾の提供なども踏まえて、本当に助けてもらいまくり。
まだまだできてないことがあるなと反省点でもありますね。
とはいえ、3年ぶりの開催で、TipOffと同時にボールが上がった瞬間、涙が出そうになりました。
このイベントに関わってくれている人は、それなりに思い入れがあって、みんなで作り上げていく大会ですからね。
少しずつエリアも広がって、他府県でもやるようになって、大きくなってはいってますが、大切なことは、楽しくバスケをしてもらうこと!ですから。
もうこの一言に尽きます。
誰でもバスケしてもいいんですよ!
下手くそでも試合に出ていいんですよ!
ベテランさんも思いっきりアシストする楽しさを感じてもらいたい。
とにかく楽しんでもらいたい。
いつもそんなことを思っています。
予選リーグが終わって、なんとか午前中は乗り切った。
さぁいよいよ決勝トーナメント!
ずっと心の中で念じていました。
あと少し、あと少し、台風よ、それてくれ!!
バスケを少しでも長い時間させてくれ!
決勝トーナメントは1試合目は勝ち負けで進みますが、2回戦からは勝ち負けの条件によっては終了してしまいます。
なので、リーグ戦とはまた違った雰囲気になっていました。
エンジョイバスケから、少し雰囲気が変わる瞬間です。
真剣に戦うからこそ、溢れ出る歓喜!
思わず立ち上がってしまう、その気持ちわかります!
決勝トーナメントでも、初心者をちゃんとコートに出してくれるチーム編成!
本気で勝ちにこだわらないチームリーダーに賞賛です!
とにかく普段、試合になったらコートに立てなくなる人に、積極的にコートに立ってもらいたいので。
そうやって初心者でも頑張ってる選手のところには、必ずボールがまわってくるんです。
それができるのが、経験者ですから!
そういう意味でバランスが取れているチームを見ると、ゾクっとします。
やはりこのヴァンキーカップをしてて思うのは、どんな大会よりも笑顔が溢れてると思う。
そういう人が集まってきてくれているし、エンジョイバスケマンの底力だと思っています。
シュートを決めて当然って顔をする経験者が逆に恥ずかしくなる大会ですからね。
実際にこの大会のMCさんは、上手い選手が自分よがりなプレーをし始めるとイエローカードを出して、選手を交代させるらしいです。
なんやねんそれ!ってなるかもしれませんが、ほんまに交代させられます。
女の子や子供に対してディフェンスするだけで、ブーイングされます。
本当に経験者には辛い、厳しい大会です。
ただ、初心者がシュート決めたりすると、試合中でもその選手と一緒に喜びます。
もちろん、試合は流れています。
うん、コートの中で突然、ギニュー特戦隊のような感じで撮影が始まるチームもいます。
よくよく考えたら、今回はとにかく中止になる前にたくさん試合をすることが絶対的な目標だったので、こういうハッピーなチームは少なかったかもしれないな。
振り返れば過去の大会では、こういうことをするハッピーチームが全体の8割だったな。
だから、試合中音楽に合わせてチーム関係なく全員が踊り出したりする、クラブ状態になったりしてる時がありました。
正直、盛り上がってくれしいし、こういうチームこそ実はめちゃめちゃ空気読んでくれてるしね。
こうやってチーム内でしっかりコミュニケーションも取ってくれるし。
相手チームへのリスペクトも忘れてない!
結局、盛り上がれるチームって、自分のところのチームだけじゃなく、周りを見る力、雰囲気を読む力があるんですよね。
人として、誰かのためにって考えられるんでしょうね。
本当に素晴らしいなって思います。
今回参加してくれたチームは本当に、どのチームも、挨拶を忘れない。
試合が終わったら、パァーーーっとベンチに戻ってしまうようなチームはなかった。
なんかこの写真を見てるだけでも、感動してしまうんです。
バスケを引退した人や、怪我でバスケをやめざるをえなかった人、バスケの試合に出たいけどって思っている人、いろんな理由でバスケから離れてしまった人が、またコートに立てる。
そんな場所を作っています。
そこには、バスケができることに感謝という想いがたくさん詰まっています。
悔しい想いをした人だからこそ、そのありがたさを知ってるんですよね。
そんな想いを持ってボールを追いかける大人の背中を子供たちはしっかり見ているんです。
試合が終わったら、ガヤガヤする子供たちも、お父さんやお母さんがコートで一生懸命走る姿は、こうやって一生懸命応援するんです。
負けた数だけ人は魅力があふれるんでしょうね。
大会の最後は、恒例の抽選会です!
先ほども言ったように、負けた数だけ抽選券も多くもっているシステムです。
すなわち、負ければ、負けるほど、賞品が多くもらえるってことです。
ちなみに、この抽選券の数、多いとおもうでしょ?
これ、めちゃくちゃ少ないです。
このチーム強かったんですよ。
だからこれだけしかないんですよね。
全敗したチームはこれの3倍くらいは余裕であります。
なので、抽選会では負けたチームが当たりまくって一気にヒーローになります。
それでいいんだよ!
勝ったチームなんて、嬉しい連続なんだから!
優勝の賞状っていう、紙切れ1枚で十分ですよね!
結局のところ、この抽選会も大いに盛り上がります。
今回は、時間制限があったので、いつもの3倍くらいのスピードで実施しましたけど。
ここにもいろんな感動が生まれます。
そして、子供ちゃんが当たったら、とにかくハッピーな空気感になります。
子供ちゃんなりに、いっぱい応援してもらった抽選券が当たったら、こんな風になります。
いいですよね♪
ということで、リーグ戦の結果はこんな感じでした。
トーナメントの結果はこんな感じ。
上位・下位ベスト4までのところで、暴風警報が発令されて、中止になりました。
全試合クリアしたかったですが、無念です。
がしかし、こればっかりはお天気のことで、安全第一ですからね。
すぐに撤収して、解散となりました。
次の大会では、こういうイレギュラーな問題も訪れずに、試合もやりきりたいですね。
それから救護に柴田くんが参加してくれました。
ヴァンキーカップを初期の頃から支えてくれています。
正直、初心者の大会は怪我が多くなります。
その怪我を確実に手当してくれます。
実は大会に絶対に欠かせないパートなんですよね。
この人がいるからこそ、思いっきりプレーできるんですよ。
こうやって裏方でも支えてくれる人がいてるってことなんです。
ただ、うちの大会の場合は、突然、選手をやらされる可能性が大いにあります。
今回も2試合ほど、活躍してもらいました。
このほかにも、今回、チアとして参加しようとしてくれていたチーム!
いわゆるDJさんが音響を担当したい!と言ってくれたり。
みんな大好き今西レフリーもそう!
そして、ボランティアでお手伝いしてくれるスタッフの方々。
スポンサー企業のみなさまも含めて。
本当にたくさんの人に支えてもらっています。
そしてそして、何よりもこんな状況下で参加してくれた皆様方。
本当に本当にありがとうございました。
次の大会では、必ず、最下位のチームにこのトロフィーを掲げてもらいます!
あの瞬間がたまらない!
でも思いました、いろいろ反省点もあったし、改善点もたくさんみつかった。
このイベントは絶対に続けていかないとあかんなぁ〜って。
正直、こんな大会誰もやってないやろ?
だからこそやらんとあかんなって。
次回は、2023年3月21日(火・祝)です。
すでにエントリーフォームも公開されています。
今回参加してくれたチームの皆さんがリベンジエントリーしてくれるみたいなんで、エントリー枠が埋まってしまう前に申し込みよろしくお願いします!
【申込はこちらから】
https://forms.gle/g1M4zN1iiNpvhtBPA
場所は、堺市原池公園体育館です。
きっと、今回参加してくれた、京都のチームさんや、愛媛のチームさんも、メンバー集めて乗り込んできてくれると話していたので。
楽しみですね♪
また詳細は別の記事にあらためてちゃんと書きますね。
コロナと台風のダブルパンチの中、これだけの人が集まってくれて。
怪我もなく、自宅に帰るまで無事で終えることができました。
今度こそ!
次回こそ!
本来のヴァンキーカップが開催できることを祈ってます。
そして、大阪大会で、復活の狼煙を上げることができれば、京都大会や島根大会、香川大会なんかも視野に入れていきましょうよ!
全国にはまだまだヴァンキーカップを必要としてくれる人がいるはず!
バスケを通して、いろんなご縁が広がることを楽しみにしています。
バスケ最高!
バスケットマン最高!
今後もヴァンキーカップの情報などをお届けしていく次第です。
ぜひ、ご登録よろしくお願いします!
